当院にいらっしゃった患者さん。
朝方から首の左側に違和感が有り、だんだん痛くなってきたとのこと。
動かして頂くと、首は全方向で痛みが出ていて
上を向くのと左に振りかえるのはほぼ不動の状態。
日常生活にもかなり支障をきたしている様子です。
過去にも同じような事が何度かあったようで治療歴もありました。
ちなみに、その時はどんな治療をしていたのか伺うと
筋肉が固いと言われて、電気流したりほぐしたり…
という回答でした。
その時と今回が同じ症状かどうかは分かりませんが
今回に関しては『絶対に患部をほぐしてはいけない症状』でした。
初診時の姿勢画像がこちら⇊
左肩、下がってますよね(・_・;)
これがどういうことかと言うと…
まずはこの方の痛みを出していた筋肉の解説から。
メインで痛みを起こしていたのがこの肩甲挙筋(ケンコウキョキン)という筋肉⇊
肩甲骨から首に付いている筋肉なのですが
これだけ肩が下がっていると、過剰に引き伸ばされるストレスが常にかかってしまいます。
筋肉が固まったり縮こまったりして痛みを起こしているのではなく、伸びすぎて痛みを出している状態です。
こんな時にさらにほぐしたり伸ばしたりすると…
悪化しちゃいます(;O;)
なので施術としては、肩の高さを改善させて鍼灸で回復力アップを図りました。
2日後にまた来院して頂いた時の姿勢画像がこちら⇊
上の画像よりはだいぶいいですね(^^)
痛みも10→2くらいになったとのこと。
過去に何度か繰り返していることから考察するに
「繰り返してしまうリスク要因」が取り除けていないのでしょう。
前回は痛みにフォーカスして治療しましたが
今後は痛みを繰り返さない身体にしていく治療をしていきましょうと提案させて頂きました。
今回の首痛が、人生最後の首痛になるよう頑張りましょう!(^^)!
もしあなたが繰り返す症状をお持ちなら
それは「クセになった」などのあやふやな表現ではなく
「繰り返してしまうリスク要因」があるのだと思います。
しっかり原因を追究して治療すれば
きっと改善できますよ(*^-^*)
ご相談お待ちしております。
それではまた!!
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tsSLAueP (土曜日, 21 8月 2021 07:26)
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